上野樹里PHOTO BOOK 「A PIACERE」


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のだめカンタービレ(1) (ISBN: 9784063259681)

のだめカンタービレ(1)

「おもしろいデス」
ドラマを見たのを機に購入。1巻から16巻まで一気に読破しました。 「こんなに面白かったのか」というのが第一感想でした。まえから話題になっていたし、書店やCDショップで見かけたりして、「いつか」読みたいと思っていたのです...
1巻から9巻までは日本編、10巻以降はパリ編となっています。日本編はコメディがメインで、本当に笑えます。パリ編はどちらかというと音楽に重きを置いた内容となっています(もちろんコメディもあります)。日本編・パリ編の間にギャップがあるので、ひょっとすると好みが分かれるかもしれません。
のだめの影響で最近はクラシックばかり聴いています(これまではPopsばっかでした)。ベートーベンの交響曲7番(聴いたことありませんでした)やラフマニノフ(名前も知りませんでした)のピアノ協奏曲2番がこんなにかっこいいとは知りませんでした。自分の世界が拡がったような気がします。が、これに飽きたらず、ついにベートーベン交響曲7番のスコア(総譜)まで購入!千秋気分まで味わってしまいました。スコアを見ながら聴くのも結構面白いので、楽譜が読める方にはおすすめです。
「キャプテン翼」が日本のサッカー人口を増やし日本サッカーのレベルアップに貢献した(らしい)のと同じく、「のだめ」が日本の音楽界(クラシックだけでなく)のレベルアップに貢献するのではないかと思い、10年,20年後がとても楽しみになってきました。
※タイトルは「のだめ」カンタービレですが、主人公は千秋であると思った方がいいかも

「千秋はなんていい動物なんでしょう」
主人公のはずの、のだめと千秋の出会いは、女性向け書籍ではない、大胆なものですね。
グタグタになって玄関にいたから、そして家が隣だからといって、お持ち帰りをしますか。
それも女の子のくせに、掃除……というかゴミ溜め(?)の部屋へ持っていくなんて、想像もしませんでした。
そんな出会いなのに、なぜかのだめの世話をする千秋。まるで主人に仕える犬のようではありませんか。
というか、のだめ勝手に好きになってるし。
ドラマの最後から入った私ですが、唐突な出会いでビックリしました。
あと、主人公がなんで脇役(笑)なのかのとも思ったり。
さらりと読めて、なぜかほんわかする本ですね。

「ギャグマンガとしてはイマイチ。」
私は1巻ずつ発売に合わせて8巻あたりまで読んで断念した口です。このマンガに何を期待して読むのかで好みは分かれると思う。キャラクターのデフォルメされた魅力に惹かれ、ギャグマンガとして読み始めた場合には長続きしない場合もある。恋愛とか人間関係とか人物の成長とかそういう部分で感情移入出来たという人はあるいは面白く読み通せるのかもしれない。また音楽の素養があったりクラシックの世界に関心を持っていたりするのも有利に働くのかも。ではギャグマンガを期待した場合にどうしてダメだと感じるかというと、デフォルメされたキャラクターの魅力が読み進めていくにしたがって、ストーリーに呑み込まれてしまい影を潜めてしまうから。
このマンガの人物は最初登場してくる時は変キャラとして相当誇張されて出てくるのに総じてそれが尻つぼみになる。話の進行につれ彼らを特徴づけていた印が置き去りにされてしまい、割と普通の人たちが奏でるドラマに思えてくる。のだめという女の子はゴミの山の中で暮らし、「ぴぎゃー」「ぷぎゃーっ」「ぎゃぼー」と事あるごとに奇声を発し、公衆の面前で千秋が忘れたベルトを大上段に構えて仁王立ちになるそんなキャラです。千秋はトラウマを抱えたオレ様として他者に対して高圧的で排他的。他人に対して理解のあるイイ人になってはいけない。ドラマの展開の中で彼らが人間的に成長しようが多少の矛盾が生じようが、そういう特徴は維持され断続的にでも強調され続けなければギャグマンガとしてはダメな気がする。他のサブキャラたちも登場時の瞬発力こそあっても、長いスパンのキャラ立ちはギャグマンガとして見た場合には良くない。1巻が思い切りギャグを押したノリだっただけに、のだめというキャラをとても面白いと感じただけに、私の場合はそういう方向性を期待したがその点で裏切られた気がしたし、じきに興味が失せていった。

「男性にもオススメ♪」
文句無く面白い!
シンプルな線の作画は少女漫画が苦手な男性にもきっと支持されます。
「バナナフィッシュ」でお馴染み吉田秋生の絵柄と同じ雰囲気です。
(キャラの描き分けに若干の難が有る点も似てます♪)
序盤は「ヘンタイのだめ」と「ドSの千秋」がコメディを繰り広げますが、物語は徐々に千秋のサクセスストーリーになって行きます。
特に千秋とオケの面々のバトルは丁寧に描かれ、まるでスポコン漫画!!
要所にきちんと「カタルシス」が用意され、満足度大です。
この部分の描写は「クラッシク漫画」の他方の双璧とも言える、
「ピアノの森」とはまた違う、手に汗を握るシーンです。
反面、恋愛ストーリーはイライラするほど「カタルシス」がありません。
数刊後に描かれる、のだめの故郷での出来事が一つの山場なのでしょうけど、多くの男性読者にとっては、千秋本人同様「なんで??」と感じるはず。
…でも、そこがリアルなのかもしれませんね。
恋愛とは全て理屈で説明のつくもの、ではないでしょうから…。
もしかしたら「理屈屋」「ドS」の千秋君は(容姿と才能を除いて)、「超絶人類」「ド変態」の、のだめちゃんをいつまでも理解できず、でも惹かれ続けてしまう、世の男性の代表なのかもしれません。
そして男性にとって理解不能なのだめちゃんは、男性から見た女性像の象徴なのかも。。。
16巻一気読みを強くオススメします♪
「クラッシクに縁の無い人も」ではなく、「クラッシクに縁の無かった人にこそ」オススメしたい漫画です!!

「文句なしに面白い。空輸してしまいました。」
カナダ在住です。日本の友人に勧められて、1冊だけ英語バージョンのものを購入して読み始めましたが、その面白さに、辛抱できず、16巻全部、購入してしまいました。細かい吹き出しのギャグなど、英語に翻訳しきれていなかった部分も日本語で読むことができて、大満足です。いい大人なんですけどね。もう。
第一巻は、才能を持ちながら、日本をでて活躍することができず、やさぐれ気味の千秋がのだめに「拾われる」ところから、峰と千秋のベートーベンのソナタ「春」まで。「みーんな下手くそ」と毒づきながら歩く千秋の姿や、「みーんな平凡」と苛つきながら闊歩する峰の姿は、可笑しいけど切ないし、ゴミダメのなかで美しく響くピアノは、その対比が面白くて素直に笑えます。
このマンガを読んで、27年ぶりにピアノを習い始めました。

「まずは3巻まで読んでみて♪」
もしこれを目にしたあなたが「実はドラマも見てなかったけど人気あるみたいだしちょっと読んでみようかな…」というのでしたら、どうぞそのまままずは3巻まで買ってみましょう。ここまで読めば「のだめ」の世界がわかると思います。1巻からおもしろいですが私は3巻以降からぐいぐいひきこまれました。
「ドラマ見てない!予備知識は全然ないっ!」って方はヘタに予備知識いれずにどうぞこの作品を読んでください。

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