のだめカンタービレ(2) (ISBN: 9784063259827)
カプリチオーソ(気ままに気まぐれに)カンタービレ(歌うように)
不思議少女・野田恵(のだめ)の奇行を見よ!
クラシック音楽コメディ!!
プリンス千秋はだれのもの!?
のだめのライバル再出現!
千秋のモト彼女・彩子(さいこ)を追い払い、彼を手に入れたかに思えたのもつかの間、新たなライバルが――!!
のだめに嫉妬の炎を燃やす相手とはいったい……!?。
女(?)の戦いのゴングがいま、鳴り響く――カ~ン!!
(購入者のレビュー)
「強烈な個性がひきつける」
有名な指揮者、シュトレーゼマンの登場です。
なんですか、この日本文化というか雑学に長けた外人は。
のだめのハチャメチャ人物設定には毎度驚かされます。
Sオケも結成されましたが、下手くその集まりという設定にも驚きです。
千秋の初指揮も、実力不足が露呈され、そこにシュトレーゼマンの助け舟。
どんなに変な指揮者でも、指揮の能力があることには脱帽です。
千秋にとって、いい方向に向かえばいいのですが、波乱含みな一巻です。
あと、コタツのエピソードには笑わせられました。
たった一つのコタツが千秋の部屋に来ることで、生活習慣が変わるといった内容は、爆笑ものでした。
二ノ宮先生の考察にはびっくりさせてもらいます。
「おもしろい!!」
とってもおもしろいです。真澄ちゃんやシュトレーゼマンも初☆出場デス!私的には、のだめが千秋の部屋に、勝手にこたつを持ち出してなべをするシーンが大好きです。「のだめ妻だから取ってあげます」のセリフで、笑えてしまいました。いつ妻になったのか!!笑
「真澄ちゃん&シュトレーゼマン」
今このコミック5巻まで持ってるんですが2巻が大好きです。千秋の師匠のシュトレーゼマン(原作はもうちょっと紳士な感じ、でも女好きのエロ指揮者)や千秋に片想いしている乙女キャラの奥山真澄ちゃん。ドラマの真澄をしている小出恵介君が原作の真澄なんちゃうんかなと思わせるほど本当にそっくりです。のだめの独特のキャラクターや皆が真剣にクラシック演奏しているシーンも好きです。漫画の絵も好きです。
「物語のベクトルは」
第2巻は奥山真澄ちゃん登場からフランツ・シュトレーゼマン登場を経て、千秋の指揮者非公式デビューまでを収録。
峰龍太郎以上の濃いめキャラである真澄ちゃんの登場で物語のベクトルは明確に「お笑い」の方向を指し示す・・・かに思えるのだけど、やはりこの漫画は音楽という夢を追いかける若者の青春ドラマなのです。
さらに世界的な知名度を誇る指揮者、フランツ・シュトレーゼマンの登場により物語のベクトルは宿命的な勢いで「お笑い」の方向を示す・・・しつこいようですが、それでも青春ドラマです。
サクセスするのかどうかは現時点では分からないけれど、結果はともあれ努力するプロセスを漫画的に追体験することでカタルシスを得ることができるわけです。
クスクスと笑いながら、ほんわかと心が温まり、加えてがんばろうと自分を励ますことのできる作品であります。
この巻で初めて「妻だから」発言が登場します。
なにせ個人的に最も気に入っているフレーズですのでチェックしてみました。
「千秋真一、もう一人の師匠との出会い」
堅苦しいクラシック音楽の世界を、決して貶めることなく、笑えるマンガに仕上げた手腕は、高く評価されるべきだろう。
『のだめカンタービレ』堂々の第二巻である。
本巻では峰龍太郎に並ぶ、前半のもう一人のバイプレイヤー、ティンパニー奏者奥山真澄ちゃんの登場と主人公たちとの出会い(掛け合い?)が描かれる。
そしてまた、主人公千秋真一が師と仰ぐことになる世界的指揮者シュトレーゼマンが、これまた型破りな登場の仕方で、物語に絡んでゆく。
巻の末尾でダメオケをシュトレーゼマンが見事指揮する姿は、指揮の難しさ、そして個性を読む者に強く印象付けるとともに、主人公の良質なビルドゥングス・ロマン(成長物語)となっている点は見事だ。
「くるでしょうクラシックブーム」
実は数年前から、クラシックのベストダイジェスト版が売れたりして、クラシックブームの到来はささやかれていたのですが、どうもそのとっかかりにくさが仇となっていまいち爆発感に欠けていたような気がします。
シュターツオーパーで小澤征爾の「ジョニーは演奏する」を見に行った時、日本人観光客がわけもわからす桟敷席で観劇していたのを思い出しますが、今回ブームの火付け役となるのは、なんといっても少女マンガです。千秋真一(天才サディスティック指揮者の卵)と野田恵(ゴミ女的天才ピアニスト)が愛のコメディチュードを奏でるこのマンガ、作家の二ノ宮 知子さんがかなりクラシックの勉強をされて描かれているのが非常に好印象。
素人と玄人の間に圧倒的な格差があるこのクラシックの世界、一時のドラマ人気にのっかるってクラシックを聴くのではなく、この「のだめカンタービレ」が両者の橋渡しになってくれることを節に祈ります。
